看護師インタビュー
手術患者さんの不安を軽減できるように笑顔で接するようにしています。患者さんや家族から感謝の言葉をもらえた時にやりがいを感じます。
- 所属:手術室、3階病棟 看護師
- 当院勤務:6年目
- 年齢:30代
- ● 奈良西部病院に入職を決められた理由をお聞かせください
- 奨学金を受けるために色々な病院の説明を聞いた中で、当院のみが教科書代も出してくれる制度があったため、親に負担をかけなくて済むと思ったのがきっかけです。
- ● 自分の仕事の役割とやりがいについて
- 手術室と3階病棟勤務です。
手術患者さんは不安と恐怖を持って手術に挑むため、少しでも不安を軽減できるように笑顔で接するようにしています。声掛けや手術室での流れを分かりやすい言葉で説明することで、恐怖心を和らげることに繋がると考え、意識しています。手術室看護師は、手術が安全に行えるように先のことを考えた行動をする必要があります。患者さんの状態観察や手術室の環境、手術の流れの把握などに気を付けています。手術が無事に終わり患者さんの状態が良くなる姿をみるとやりがいを感じます。
3階病棟は慢性期であり、寝たきりの患者さんも多く、ほとんどが日常生活の援助になるため、個別性を大切にした援助を心がけています。慢性期だからこそ患者さんの状態に少しでも良い変化が見られたときや、患者さんの表情や反応で嬉しく感じることがあります。病気が進行していくときは身体面だけでなく患者さんや家族の精神面の看護も大切であると思っています。意志疎通が難しい患者さんもいるため、いかに気づいてあげられるか、患者さんや家族から感謝の言葉をもらえた時にやりがいを感じます。
- <人材育成について>
● 求める人材像はありますか
- 看護の知識や技術はもちろん、人に思いやりを持って接して、患者さんだけでなくスタッフとの関わりも大切と思える人。
常に学ぶ気持ちがあり向上心をもっていて、わからない事や悩みを周囲に相談できる人。
物音など入院環境に配慮できる(ドタバタ、大声、足音など)人。
- ● どのような病棟づくりを目指しているか、お聞かせください
- 患者さんのことに熱くなれる病棟。スタッフ同士が思いやれる環境を目指しています。
- ● 職場の雰囲気とスタッフについて教えてください
- 主婦が多く、子育てについての相談やプライベートなことなど、仕事以外の悩みでも比較的話せる環境だと思います。皆和気あいあいとしています。子どもが熱を出したり、体調不良、急に帰らなければいけない時でも“お互い様゛という気持ちで助け合えています。
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